(その4)

秩父札所巡りも4日目。今日は25番から30番の 6箇所を参拝する予定です。 天気予報は晴れでしたが、雲が多くちょっと心配です。

4/20/2011
 
西武秩父駅
西武秩父駅から出発します。平日の午前11時とはいえ、なんとなく活気がありません。東日本大震災のせいばかりではないでしょう。

今回も自転車はDahonです。これからは距離が長くなるのでロードバイクのほうが有利ですが、秩父の霊場は全てこの折りたたみ自転車で回ります。
 
二十五番札所 久昌寺

GPSの自転車モードは車の通行量が少ない安全なルートを選んでくれるのですが、そのため随分迂回させられることがあります。また、細い裏道を走行するときはミスコースの原因にもなります。

本日、最初の観音堂に到着するまでかなり時間がかかりました。
 
二十六番札所 円融寺
観音堂は納経所である円融寺の奥の院にあたり、かなりきつい山道を暫く登らねばなりません。

鬱蒼とした木々の中にある観音堂はいかにも霊場といった雰囲気があります。
 
二十七番札所 大淵寺

観音堂は平成 8年の再建築。庭も非常に手入れが行き届いており気持が良い。境内から暫く山に登ると大きな観音像があります。高さは15mあり、高崎観音、大船観音とともに関東三観音に数えられているそうです。
 
二十八番札所 橋立堂 
背後に巨大な岩壁があり、いかにも霊場といった雰囲気があります。納経所の脇に橋立鍾乳洞の入り口があります。時間が気になりますが洞内を探索します。
 
二十九番札所 長泉院

これまでの霊場より規模が大きく、西国札所のような雰囲気です。

この寺には、葛飾北斎の「桜花の図」、洛東山の香炉、地獄極楽の絵草紙などの寺宝があるそうですが、参拝者は見られません。こうした宝物を開示すれば参拝者も増えると思いのですがね。
 
 
三十番札所 法雲寺  
本日最後の札所になります。四時半に到着です。案内図によれば29番から 7.1kmとありますが、登り坂が多いため随分時間がかかりました。

山に囲まれ静寂で、非常に落ち着きがあります。まるで京都に居るようです。
 
秩父鉄道 三峰口駅

法雲寺から坂を下れば秩父鉄道・白久駅ですが、帰りを急ぐ必要ももないので三峰口駅まで脚を伸ばします。

さて残すところあと4霊場。次は、この三峰口駅から出発する予定ですが、距離は50kmを超えます。坂道が多いので一日で回りたいのですがどうなるやら。

 
  
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