巌流島

 巌流島は関門海峡に浮かぶ小さな島で、正式な名称は船島といいます。唐戸桟橋から10分ほどで到着します。

 武蔵と小次郎が決闘した当時は現在の面積の1/6ほどでした。

 現在は無人島ですが、島の大半は私有地になっています。

 釣りのポイントでもあり、観光客のほか釣り人でも賑わっています。写真の3名も釣り人です。

 島のシンボルとして、武蔵と小次郎の決闘の像がありますが、製作者は異なります。そして、小次郎像が設置されてから遅れて武蔵像が設置されました。これは武蔵が決闘に遅れたことにちなんでのことのようです。

伝馬船は下関市の山陰方面で使われていたもので、武蔵が伝馬船に乗って巌流島に渡って決闘したイメージのためのものです。



赤間神社

 僅か8歳で関門海峡に入水した安徳天皇を祀っています。この竜宮城のような神宮は「海の中にも都はある」という二位の尼の願いを映したものと言われています。

 安徳天皇の遺体は発見されなかったのですが、安徳天皇社の境内が明治22年「擬陵」として公式に認定されました。

 

 


みもすそ川公園


公園前の海は関門海峡の一番狭まったところで、「早瀬の瀬戸」と言われています。潮の流れが速くまた潮流の変化が激しい海の難所です。

 壇之浦の戦いが行われた場所であり、また幕末の攘夷戦で外国船に砲撃した砲台跡でもあります。 長州砲のレプリカが5門設置されています。

長州藩下関前田台場跡

長州藩が外国船に砲撃した台場跡です。上記のような大砲のレプリカなどはなく、現在は草が生い茂っています。

砲撃の結果、英米仏蘭の反撃にあい、砲台は占拠され、大砲は戦利品として接収されてしました。



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