荒船山日帰登山
この荒船山は、遠景が荒波に漂う一隻の船に見えるということから名が付けられたと言われています。その由来のとおり、山頂部分が平坦になっており、いまその西の端に到着したところです。ここから暫くは平坦です。
オヤ? 左端にある看板はいつごろ設置されたのでしょうか? マツダランプは東芝の前身の会社が製造していた電球の筈ですが。
荒船丸の甲板部分、西端に近い「トモ岩」と呼ばれている断崖絶壁です。ここから「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井さんが撮影中に転落したようです。 1m先はナンモありません。切り立った崖があるだけです。
直ぐ近くの展望台から上の絶壁を眺めたところです。展望台も同じように切り立っているのですが、柵一つどころか、崖に注意の標識すらありません。登山者はみな承知のことということでしょうね。
頂上に居て更に頂上向かうという表現は可笑しいのですが、荒船山は頂上部分がほぼ平坦で、ピークがこの展望台から東に30分ほど歩いた所にあります。そのピーク(経塚山)からの眺望は良くないと聞いたのでこの展望台で早めの昼食をとることにしました。
熱々のコーヒーを飲みながら、遠くの山々を眺めていると登りの疲れを忘れます。
写真からお分かりのように、低い山ではまだ紅葉が見られます。
遥か彼方に槍ケ岳も見えます。
展望台から30分ほどでピークの経塚山に到着しました。この山頂の手前はやや急な登りですが、距離が短いので大したことはありません。
聞いたとおり、山頂は枯れ木に覆われて景色を楽しむことはできません。ただ山頂に登ったという満足感を味わうだけです。早々に先ほどの展望台に引き返すことにします。
ま、折角ピークまで登ったのだから記念写真を撮ってもらいました。ユニクロの安物フリースにフィラの帽子...。どの山でも同じコスチュームなのでチョッと恥ずかしい。