荒船山日帰登山
秋は深まり、気温が下がってきました。そのせいか膝の調子が思わしくありません。地下鉄の階段の上り下りすら苦痛に感じます。
情けない。 こんなことではダメだ! そこで、トレーニングを兼ねて軽い山歩きをすることにしました。場所は群馬県と長野県の県境にある荒船山です。
今回は、長男と一緒です。5時起床。息子は寝ぼけ眼で、準備が捗りません。結局、出発は 6時過ぎとなりました。
高速道路 (関越→上信越道)は順調で、登山道入口の内山峠駐車場に 9時前に到着です。その直ぐ後に、大型バスが到着して中高年の団体さんがドッと降りてきました。あっという間に駐車場は溢れてしまいました。
9時15分 登山開始。予想通り、周りの木々はハゲ坊主。そして、登山道は枯葉で適度なクッションがあります。
登山道は一部の除き、全体的に斜度は緩く、歩きやすいので登山というよりハイキングの感覚です。
アップダウンが多く、登ったかと思えばすぐ下るので、水前寺清子さんの「三百六十五日のマーチ」にある「三歩進んで 二歩さがる」を思い出しました。
アップダウンが多いということは、下山にも登りがあり、下りの所要時間は登りと大差無いということか...と思いながら進みます。
目的の山頂が見えてきました。俄然、元気がでます。そして、僅かばかりの紅葉を発見。 荒船山をバックにパチリ。
所々、こうして歩きにくい場所がありますが、ロープや鎖があり誰でも容易に通過できます。
私にとって怖いのはスリップです。スリップして停止する瞬間、膝に相当大きな荷重がかかるからです。泥濘は特に慎重に歩きます。
山頂から流れてくる湧水です。登山者に昔から喜ばれ親しまれているということですが、この水を飲むのは登山道から外れ、足場の悪い岩の上を歩かねばなりません。今では、利用する人は居ないでしょうね。
ネットでの事前調査では水量が少ないとありましたが、この日はかなりの水量がありました。
短い木の梯子がかかっています。高低差はそれほどないのですが、木が腐っていなかと気になります。