金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
二年前(2009年)の夏、八ケ岳の登山ツアーを予約していたのですが、旅行代理店が北海道のトムラウシで山岳事故をおこしたアミューズトラベルだった為、ドタキャンとなりました。その後、単独で登ろうかと思案しておりましたが、手ごろなツアーがありましたので参加することにしました。
膝に問題を抱える私にとって、参加者がどのような人なのか気がかりでしたが、集合場所で中高年ばかりと知り一安心。
写真は、午前6時半頃の西新宿大型バスターミナル。参加者が続々と集まってきます。旅行代理店はクラブツーリズム。
バスは中央高速に順調に飛ばします。ところが、八王子付近から雨が降り始めました。梅雨明け10日の晴天は今年には当てはまらないようです。それでも、美濃戸口に到着する前になんとか雨はあがりました。
バスは美濃戸まで入ることができませんので、手前の美濃戸口から歩きます。
美濃戸口を出発してほぼ一時間で美濃戸の赤岳山荘に到着です。ここで早めの昼食をとります。
まだ一時間しか歩いていないのでおなかは空いていないけれど、食べられるときに食べておかないと大変なことになるので無理やり流しこみます。
赤岳山荘を超えてからは登山道らしくなります。多少急な登りがあるものの、特に辛くはありません。
ガイドさんから草花の説明を受けながら進みます。しかし花の名前はすぐ忘れるし、コンデジの接写は慣れていないため結果は無残でした。
樹林帯で野生のシカを2頭発見したことくらいで大騒ぎになるほど単調な登りが続きます。天気が良ければこの河原からは八ケ岳が見える筈なのですがね。
2時過ぎに宿泊する行者小屋に到着。直ぐに部屋割りです。布団は一人一組分あり、これならぐっすり休めそうです。
さて、寝る場所は確保できたもののこんな早い時間からどうすれば良いのだ。横になって寝込んでしまう人も居るが、それでは夜困る。 とは言うものの外は雲が低く立ちこめ景色は楽しめないし、お酒は高すぎて手がでません。
赤岳方面を見ると雲が低い。天気予報では、明日の午後は雨らしい。そこで、ガイドさんは、出発時間を早め、午前中に小屋へ戻ってくるプランに変更を検討しています。