金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
二年前、台風のため鹿児島でUターンし、無念の涙をのんだ屋久島に再挑戦です。
今回は、雨が少なく、台風も多くないこと、大学生の休みに重ならないこと...などを検討に検討を重ねて期間を 7/21~24に設定しました。
登山は淀川登山口から入り宮之浦岳に上り、下りは無人の新高塚小屋で一泊し、縄文杉を見たのち、白谷雲水峡をとおり宮之浦へ抜けるというてんこ盛りのコースです。
ところが屋久島に到着したところ、大雨のため登山道はすべて閉鎖されておりました。翌日も警報が続き山に入れません。他に行くところもないので、レンタル・バイクで島めぐりです。そして、午後5時ころ、町内放送で警報が解除されたことを知りました。
島内観光で一日つぶれたので、目的は縄文杉だけに変更し、早朝の5時に白谷雲水峡を出発しました。関東に比べ西日本日の出は遅く、5時はまだ薄暗い。そんなときにトラブル発生!!!!!! 川に落ちてしまいました。上記写真は帰路に撮影したもの。こんな何でもないところです! チェスト・バッグにいれておいたビデオカメラが水没のため動作しません。
朝の5時からほぼ全身びっしょり。普通ならばここで心が折れて引き返すところでしょう。しかし私にとっては再チャレンジですので中断できません。びしょびしょのまま登山再開です。
登山道は整備されてはいますが、必ずしも歩きやすいところばかりではありません。こうした木の根は滑るので大変歩きづらい。
軽量化のため、予備のカメラは持参しておりません。ビデオが動作不良になった時点で、今回はすべての映像を頭にインプットしておこうと決めておりました。
ウイルソン株まで上ってきました。そうだ、携帯はどうだろう....ン... 使えそう。というわけで携帯で撮影をすることになりました。
夫婦○○という名称の岩や木はあちこちにありますが、これも枝が隣の杉に手をまわしているような恰好なのでそのように呼ばれています。
杉としての鑑賞価値はそれほどあるとは思えません。
縄文杉で~す。まずは、全体の形です。