金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
新宿から夜行バスで大阪に向かい、地下鉄、南海電車に乗り継ぎ和歌山県の加太につきました。さあ、ここから船で「友ケ島」へ渡ります。
友が島は最近、ラピュタみたいと人気のようですが、私はそのラピュタなるものを知りません。
あるTV番組でこの島を紹介していました。海外かと思ったらなんと和歌山県の無人島でした。では、行かなくっちゃと出かけることにしました。
友ケ島は沖ノ島、神島、虎島、地ノ島の総称で、その沖ノ島が今回の目的地です。
加太港からわずか20分の船旅で、あっというまに着きます。船賃も往復 2,000円とリーズナブル。
写真から分かるように、天気が思わしくありません。予報では午前中の降水量は1mmなので大したことはありませんが、せっかくの旅だから晴れて欲しい。
友ケ島は、明治時代から終戦まで大阪湾を防衛する要塞で、旧陸軍によって使用されてきました。戦後、大砲は処分されたのですが、砲台は取り壊されず今も島に残っています。
友ケ島はこうしたスポットを巡るハイキングコースになっています。
最初のスポットは第5砲台です。建物は朽ち、近寄るのがちょっと怖いような状態です。
これが砲台なのでしょう。かなりしっかりした土台です。
第2砲台跡です。海岸に面しています。実戦になれば、最初の標的になることでしょう。近くによるとかなり壊れているのがわかります。自然崩壊だけではないと思いますが、海側に回るとその損壊状況は顕著です。