気仙沼駅

当初の計画では、平泉のあと自転車で気仙沼へ向かい、気仙沼周辺で一泊し、三陸海岸を南下し南三陸町、石巻、松島海岸を経て仙台に入る積りでした。しかし残念ながら、気仙沼周辺の民宿はその殆どが津波の被害に遭っており営業を停止しています。ただ一軒、営業再開をした民宿も満杯のため、野宿も検討していたのですが、仙台で宿がとれましたので計画を大幅に変更することにしました。結果、自転車で走る部分が少なくなりました。

仙台に戻るためには急がねばなりません。そこで、一ノ関~気仙沼間も電車を利用することにしました。

JR大船渡線の電車は2時間に一本ほどしかなく、乗り損ねたら大変なことになります。余裕をもって行動せねばなりません。

ああ、無残

報道から、気仙沼全域が津波の被害に遭ったと思っていましたが、そうではないようです。駅周辺は被害を受けた様子はありません。

自転車を組み立て、港へ向かうと津波の被害を受けた住宅、住宅跡地が見えてきました。ガレキの処理は随分進んでいるように見受けられます。

回りの住宅は解体処理されていますが、この家は拒んだのでしょうね。しかし修理費は新たに建築するほどかかるような気がします。

ガレキ処理はまだまだ

ガレキ処理は進んでいると思っていたところ、このように手が付けられていない地区もあります。

中央は漁船です。こうした処理は人の手では何ともなりませんからね。

焼けただれた船が

漏れた燃料に火がついたのでしょうか黒こげになっています。 陸上の重機では対応できないので処理が遅れています。


全く手付かず

すでに5カ月も経過していますが、この辺りは全く手が付けられておりません。津波の被害を受けた当時のままです。

ちょっと離れると

被災地のすぐ近くで撮影したものです。全く被害が無かったようにみえます。多少は海水が入ったかもしれませんが、被害らしいものは見当たりません。

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