恐山
およそ1200年前の昔、慈覚大師円仁によって開かれた霊場です。夢のお告げに導かれてこの地に辿り着かれたとのこと。
荒々しい岩肌、硫黄ガスの匂い、熱い温泉。霊場としての雰囲気は十分です。
手前のガスの噴き出す岩肌の一帯は地獄に、そしてはるか遠方の宇曽利湖を取り巻く白砂の浜は極楽になぞらえています。
まだあちこちでガスが噴き出して、硫黄の匂いがします。
大きな岩には名前が付けられています。これは無限地獄。しかし、岩の名前の由来が分かりません。
余計なことを詮索しないで、素直に受け入れることが大事なのでしょうね。
宇曽利湖の「極楽浜」と賽の河原です。
極楽には行きたいけれど、風景的には地獄のほうが私の好みです。
参道の両脇に男湯が1棟と女湯 2棟あります。入浴は無料で、自由に利用できます。硫黄の匂いと、薄黄色の色。ン~! 効能がありそう。でも1日だけではね。勿論、私も入りました。