下山開始

涸沢でもう一泊する予定でしたが、この紅葉ではつまらないので下山することにしました。最後にもう一度カールを見あげます。


今夜の宿・徳沢ロッジ

涸沢での宿泊をやめ下で宿をとることにしたのは上高地を散策することにしたからです。

勿論、宿の予約はありません。徳澤園は満室のため断られましたが、徳沢ロッジが取れました。(我々の数分後にやってきた客は満室ため断られました)

涸沢ヒュッテより安く、風呂はあり、一人一枚の布団です。正解でした。

登山者の列

翌朝。「登山者が下からどんどん上がってきますので登る人は早めに出発してください」...と宿の人から話があったように、人、人、人。

まるで蟻の行列のようです。時間は朝の8時頃。 全員が涸沢ヒュッテ、涸沢小屋で泊る訳ではないにしても、他の山荘も含め果たしてこれだけの人を収容することができるのだろうか。

明神池

明神館の裏手にある明神池です。ここを訪れるのは初めて。田代池に似て、綺麗で雰囲気が良い。有料というのがチョット気に入りませんが、ま、その価値は十分あるでしょう。


大正池より穂高連峰を望む

大正池までやってきました。昔は、湖面に枯れ木が林立していましたが、今はごく僅かしかありません。もう暫くすれば全てなくなることでしょう。昔の大正池を知っている人には寂しい風景ですね。















旅を終えて

涸沢の紅葉と奥穂登山と一石二鳥を狙った旅は残念ながら不発に終わってしまいました。一方だけでも満足がゆく結果が得られれば良かったのですがね。「ま、こういうこともあるわサ」と自分自身を慰めております。そこで、来年は夏に登山、秋は紅葉と分けてみてはどうかと思っているところです。

ただ一つ収穫がありました。それは、私の脚がなんとか耐えたことです。出発前から不調でしたが、なんと上高地から穂高山荘まで9時間、一気に歩くことができたことです。一時、脚は攣ったものの、快挙です! 勿論、ガチガチに脚を固めています。この写真をご覧ください。サポーターの両脇には横ブレを防止するプラスチック製の棒が2本入っています。マジックテープで固定した後、ベルトをクロスにかけて二重に締めあげています。それでよく山が歩けるものだと思いませんか? 

 10月6日(木) 

西新宿 上高地 明神館 徳澤園 横尾  本谷橋  涸沢小屋 
--- 23:00 5:12 6:05 6:50 7:05 7:43 8:02 8:46  9:05  10:04  10:20  12:03  12:30 
ザイテン取付き 穂高山荘
13:27 --- 14:52 ---

 10月7日(金)

穂高山荘 涸沢ヒュッテ 本谷橋 横尾 徳澤園   
--- 7:23 9:55 10:45 12:30 12:50 13:40 13:54 14:40  ---         

 10月8日(土)

徳澤ロッジ 明神館 明神池 河童橋 田代池 大正池 バスターミナル 
--- 7:42 8:30 8:30  


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