小笠原
ホエール・ウオッチングは2~4月がベストシーズンと言われていますから、この時期に鯨を期待するほうが無理でしょう。
そこで、次に南島へ向かいます。船は、湾の形をした「サメ池」から入ります。 その湾の幅は十分あるのですが、水深が浅く、操船を誤ると船底を岩に打ちつけてしまいます。なので、全員が船の中央に集まりバランスをとります。
上陸の前に船内で昼食をとります。食後の数十分はフリーです。素潜りもOKです。しかし、「サメ池」という名の通り、サメが一杯いる池なので素潜りOKと言われても躊躇してしまいます。
度胸のある奴が飛び込んでゆきました。ならばオイラもと後に続きました。
残念ながら(?)、素潜り中にサメを見かけることはありませんでしたが、あとで陸からサメの姿を見ました。確かに居ます。
我々が上陸して、南島を探索している間に船はイルカを探しにでかけました。
写真は「サメ池」。あまり透明度は良くありません。魚影は薄く素潜りには適しているとは言えませんが、サメの居る池での素潜りはやや興奮します。
南島の上陸は、一日 100名まで。 観光客15名に一人のガイドが付き添うことになっております。大事な島を荒らされないよう、厳しく管理されているようです。
そして辿りついたところがここ。写真でお馴染の南島の光景が目に入ってきました。
この南島は海カメが産卵するに適した場所です。砂浜にはその足跡が一杯あります。
砂浜の山寄りには、ヒロベソカタマイマイの半化石が一杯あります。
昔は海だったところだから、何も不思議ではありません。 記念に欲しくてお持ち帰ることはできません。