三宅島一周スタート
スタート地点の阿古港まで来ました。民宿からすでに8kmほど走ったことになります。

荷物を軽くしたいのでコインロッカーの設置場所を尋ねに観光協会に伺いました。ところがコインロッカーはないとのこと。観光協会のご好意に甘えて一時保管をお願いしました。



 
旧阿古温泉郷

スタートするとすぐに登りが始まります。斜度はそれほどでもありませんが、日差しが強烈なので汗が噴き出します。

坂を登り始めてすぐに、この光景が目に入ります。溶岩に飲み込まれた阿古温泉郷の跡です。最初のページで紹介した溶岩に飲み込まれた小中学校の裏手あたりです。現在は溶岩の他に何も見えません。 (画像をクリックすると拡大します)

旧温泉郷の写真が案内板にありましたので見比べてみてください。
 
為朝の袂石(たもといし)
源為朝が常に袂に入れて持ち歩いていところから袂石の名がついたのだそうです。中央に窪みがあって座り心地がよく、雨が降っても雨が溜まらないように細い溝がついています。

「そんな大きな石を持ち運べる筈がないゼヨ」なんて、「それを言っちゃあ, おしまいよ」。夢・ロマンがなさすぎますヨ。

そういえば、為朝が弓で射抜いた岩がありました。こちらからどうぞ。

ここまで来ると、登りはあと僅か。
 
伊豆岬灯台


坂を一気に下ります。至福のときです。そして一周道路から左に曲がり坂を更に下ると伊豆岬灯台があります。

伊豆諸島最初の灯台として明治42年6月1日に点灯された、四角形の珍しい灯台です。


小さいなソーラーパネルが設置されています。灯台の電力の足しにでもなるのでしょうか。

 
雄山

伊豆岬灯台からの雄山の眺めです。噴火のため、標高が低くなったそうです。。


 
椎取神社

泥流で神社が埋もれています。鳥居と神社の屋根の一部だけが地上にでています。周りの木々は立ち枯れています。

神社でも天災を避けられないならば、我々庶民が災難から逃れられる筈はありません。災難にあったら観念するしかないでしょう。


(画像をクリックすると拡大します)