広島 - 原爆ドーム・お好み焼き
現在、ドームは、ひび割れや沈下量を調べる健全度の調査中で足場が組まれています。
私は、学生時代に一度この原爆ドームに来たことがありますが、息子は初めて。何を感じたのでしょうか?
保存のため、かなり手が加えられているので、私が最初に見たときとは随分印象が違います。ま、仕方ないでしょう。
原爆ドームから東へ約 200mにある、島外科・内科の上空 約600m上空で原爆がさく裂したそうです。今は、その場所に碑がポツンとあるだけです。
その爆心地とドーム中間に被爆地蔵尊があります。
平和記念公園内を歩き、平和記念資料館に向かいます。 昔見たものより遥かに多くの資料が展示してあります。
外国人も多く見かけました。彼らは何を感じ、思ったのでしょうか?
広島では、もう一つ忘れていけないものに「お好み焼き」があります。街中、あちこちにお好み焼きのお店があります。広島市民は、毎日お好み焼きを食べているのでしょうか?極め付きがこの「お好み村」。ビルの 4階までお好み焼きの店が並んでいます。5時前だったのでお客はまばらでしたが、全店舗が満席になってお好み焼きを食べている様は異様でしよう。
さて、我々はネットで調べた美味しいといわれる店の一つ「みっちゃん本店」へ向かいます。
「広島風お好み焼き」を評価するのに、知名度の低いお店では申し訳ないのでこの店を選びました。 5時少し前に到着。開店準備中でしたが、少し待ってこの日一番の客として入店しました。
板場の職人は黒に白文字の作業着で、なんとなく旨いものが出てきそうな雰囲気です。
注文したのは魚介類・ソバ・餅など何でも入り「特ソバ」 1,200円也。デカイ! こんなに食べたら血糖値が上がってしまう。 四分の一を息子に手伝って貰うことにしました。(他にビール、つまみの豚キムチもあるので完全にカロリーオーバーです)
味は悪くない。ソースの味は絶品。でもソバが多すぎるよ。その割に値が高いような印象を受けたナ。
慣れのせいか、息子も私も東京・大阪風のお好み焼きのほうが口に合うようです。しかし、旅先でその地の味を楽しむのが通というもの。 これも楽しい思いでの一つになることでしょう。
いまどき貧乏学生でもしないような忙しい旅でしたが、思ったほどの疲れはありません。これは、今回利用した Willer というバス便が快適だったことにあります。(広告料は貰っておりませんヨ)
残念なことに、このバス会社は自転車を運んでくれません。今回は日帰りの短い旅なので自転車をトラック便で送るほどのこともないと判断しました。 勿論、自転車があればもっと効率よく旅ができたことと思いますが、今回はこれで良しとします。
やっと日本三景すべてを回り終えることができました。どこもその名に相応しく、素晴らしい景観です。ただ、私の好みで言えば、第一位が松島、第二位が宮島、第三位が天橋立です。これも趣味の問題なので、参考になりません。
こうして息子と旅をしていても、彼はいつもイヤホーンを耳に入れているため、食事をしている時くらいしか会話らしい会話はありません。親子のコミュニケーションを図るために連れて歩いているのにね。ま、ないよりましか。母娘の旅ならば随分違うことでしょうね。
旅は好きだが、親父は嫌い....というのが彼の本音か?