青岸渡寺(西国一番札所)
熊野那智大社の横に西国三十三霊場の一番札所である青岸渡寺があります。神道と仏教が分離される前までは那智大社と一体となって熊野那智権現として崇敬されていたそうです。

般若心経を読む時間はありません。また次の機会にします。
 
三重塔と那智の滝

青岸渡寺の境内から那智の滝がよく見えます。
 
橋杭岩
熊野三山を回り終え、バスは大辺路に沿った国道42号線を走り今夜の宿がある串本に向かいます。その途中にある橋杭岩です。

昔、弘法大師が天の邪鬼と串本から沖合いの大島まで一夜で橋をかけることが出来るか否かの賭けを行った。弘法大師が橋の杭をほとんど作り終えたところで天の邪鬼はこのままでは賭けに負けてしまうと思い、ニワトリの鳴きまねをして弘法大師にもう朝が来たと勘違いさせたため弘法大師は作業を中止してしまった。そのため橋の杭のみが残ったという伝説があります。


朝日をバックにシルエットの写真が撮りたかったのですが、ツアーでは無理ですね。
 
4/07/2011
紀三井寺

最終日の最初のスポットは桜の名所「紀三井寺」です。

山の中腹にあるので長い階段を上らねばなりません。階段には、還暦厄坂60段、女厄坂33段、男厄坂42段などと名前が付けられています。


 
 
紀三井寺

境内の桜はちょうど見頃で、多くの見物客で境内はにぎわっています。

お寺の名前の由来は、山内の三つの井戸から清浄な水が湧き出したことによるもので、滋賀県大津市の三井寺と区別するため紀州の紀をつけ紀三井寺となったそうです。そして、湧水は「名水百選」に選ばれています。

 
 
和歌山城

八代将軍徳川吉宗の出身地、和歌山城です。

豊臣秀吉の命を受け豊臣秀長が築城にかかり、その後変遷を重ね家康の十子徳川頼宣が入城し徳川御三家の居城となりました。