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高野山は、おおよそ1,200年前に、弘法大師によって開かれた、真言密教の修行道場であり、金剛峯寺は高野山真言宗 三千六百ケ寺、信徒 1千万の総本山の名称として知られている。その「金剛峯寺」という名称は、弘法大師が『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』というお経より名付けられたと伝えられている。
東西約60メートル、南北約70メートルの主殿をはじめ、座主居間、奥殿、別殿、新別殿、書院、新書院、経蔵、鐘楼、真然堂、護摩堂、阿字観道場、茶室等の建物を備え、寺内には狩野派の襖絵や石庭などが設けられており、規模と優美さを有している。 |
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