屏風の耳(三角点)
屏風の耳です。ここに三角点があります。その石の上に座って、ハイ・ポーズ。

数メートル後ろは断崖絶壁です。滑落したら命はありません。そのため、やや緊張ぎみのピースです。

 
屏風の頭

「屏風の耳」から更に北に進んだところに「屏風ノ頭」があります。所要時間が不明のため諦めましたが、そこからの見晴らしは最高でしょうね。
 
屏風ノコルから下山道
さて、屏風ノコルに戻り、ザックを背負い下山道に入ります。左は切り立った崖。木々は紅葉しておりなかなかいい景色です。
野生のサル


先を歩いていた息子が「サルが居る」と指さしているところから大きな猿が現れました。

襲ってくるかも知れないと、ストックで身構えながらカメラを準備していたら赤い尻を向けてスタコラサッサと登山道を登って行きました。

デジカメが古いため、すぐにシャッターが切れずチャンスを逃してしまいました。左上の茶色っぽいのがその猿です。

(写真をクリックすると拡大します)

 
下山道は悪路の連続

パノラマコースの下山道は石や岩が多く、歩きづらい箇所が多くあります。

私は、変形性膝関節症なので出来る限り膝に負担をかけないようストックを使ってゆっくり下ります。

息子が木の根に足をとられ大きく転倒しました。ドキッととしましたが、岩と岩の間に体が倒れショックが吸収されたのか、怪我はありませんでした。本人は「死ぬかも知れン」と思ったそうです。(とても写真を撮る余裕はありませんでした)

 
旅を終えて

一番の不安要素は膝でしたが、なんとか無事に下山できました。救助費用を担保する保険には入ったものの、役に立つようなことはあってはならないと慎重に歩いたからでしょうか。

息子に夏の富士登山と今回の涸沢とどちらが良かったか聞いたところ、断然「涸沢」との返答でした。季節が違ったらまた答えも違ったかも知れませんが、涸沢の紅葉は本当に魅力がありますね。

次回は北穂高か奥穂高に登ろうと息子と約束しました。

 

上高地 明神館 徳沢園 横尾 本谷橋 涸沢   
到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着  
5:35 6:06 6:53 6:56 7:45 07:46 8:33 9:00 10:00 10:15 12:10
涸沢 屏風ノコル 屏風の耳 屏風ノコル 徳沢園 明神館 河童橋
出発 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着 出発 到着
6:45 8:05 8:07 8:40 8:45 9:09 9:15 11:50 11:53 12:35 12:40 13:15