パノラマコース
登山道は狭く、一方は崖。落ちれば、大怪我どころか命取りになります。慎重に進みます。


(写真をクリックすると拡大します)

 
 

前を行く女性が途中で座り込んでしまいました。恐怖心なのか、脚力が足りないのか分かりませんが、上からは男性の励ましの声がかかります。

途中でギブアップすることはできません。下りも同じリスクです。この後、彼女は無事に登り切りました。
 
槍が岳
この場所からの槍は絵になります。モヤが消えればもっと良いのですがね。
 
涸沢岳〜北穂〜東稜


ほぼ同じ場所から涸沢岳〜北穂東稜を望む

 
屏風ノコル〜屏風の耳

涸沢から上高地へ下山をするルートなのですが、一度山に登ってから下る必要があります。その峠にあたるところが写真の「屏風ノコル」です。

ここで大休止される方が多いようですが、我々はザックを置いて身軽になり「屏風の耳」を目指します。

「屏風の耳」は二年前、トイレに急ぐためにパスしたビュー・ポイントです。今回は、絶対欠かせないポイントです。


 
屏風の耳から涸沢カールを望む

屏風ノコルから屏風の耳を見ると、かなり高度差があり、登るのを躊躇される方も多いようですが30分ほどで登れます。

実は、我々も途中で諦めて近くの「賽の河原」に変更したところ、「屏風の耳はこちらですよ、あと10分ほどです」と声をかけられ、コースを再度変更しました。

ここからの眺めは素晴らしく、大型カメラを持参されている方もいました。