箱根旧街道
大沢川を越え大澤坂にかかりました。この周辺はつつじが綺麗だったと案内板に書かれています。
石畳みは苔むして滑りやすく、一層歩きづらくなりました。
畑宿にやってきました。ここは、寄木細工の町で、至る所に販売所があり、また体験できる工房があります。
江戸時代には街道の間ノ村として栄え、茶屋がならび、蕎麦、アユの塩焼きなどで旅人をひきつけたそうです。
江戸時代、旅人が普通一日10里を歩くところ、箱根地域では8里しか歩けなかったそうです。
道中、甘酒をふるまう茶屋が設けられるようになり、文政年間には甘酒小屋は9か所設けられたそうです。しかし、明治13年、国道一号線が開通して以降、この街道を利用する者が減り、甘酒茶屋はこの
1軒だけとなったそうです。
箱根の火山活動でできた最後のものです。頂上付近には、ハコネコメツツジと呼ばれる富士火山帯特有のツツジ類のほか、サンシュバラ、コイワザクラ、ヒメイワカガミなどが育成しており、保護のため入山が禁止されています。
午後2時45分、無事に元箱根に到着しました。歩き始めて丁度 4時間かかりました。
息子は、自転車で元箱根に到着した後、湯本に引き返し、自転車を車に積んで再びこの元箱根にきている筈です。落ち合う場所は関所跡。
その後、二人で日帰り温泉に向かい、汗を流し、家路に着きました。
お天気に恵まれ、ほぼ予定通り踏破できました。