明日香
長さ 約 4m、幅 約 2m、厚さ 約1mの巨大な花崗岩で出来ています。古墳の石材だったようです。
この一帯は霧が峰とよばれ、鬼が住み、通行人に霧を降らせ、迷ったところを捕らえて俎板で料理をして食べ、下の雪隠で用を足したという伝説があります。
石棺は、底石、蓋石そして扉石の3種類の石で構成されていたようで、上の俎板が底石、蓋が左の雪隠であったようです。
こうした石の遺跡は宮内庁が管理してます。
7世紀後半から8世紀初めに築造された直径23m、高さ 5mの小さな古墳です。被葬者はいくつか候補が上がっているもののまだ特定されておりません。
1972年に色彩鮮やかな壁画が発見され注目を集めました。その壁画の模写を近くにある高松塚壁画館で見ることができます。
石室に描かれてあった絵の模写が展示されており、係員の説明を受けられます。忠実に模写されており、素人には本物のように見えます。
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壬申の乱 (672年)に勝利し、律令制の基礎を築いた天武天皇と、その皇后で次に即位し、天皇として初めて火葬された持統天皇が合葬されていま
「続日本書記」に、文武天皇は追尊岡宮天皇(草壁皇子)の皇子で707年に崩御され、11月に飛鳥岡で火葬のうえこの地に葬られたと記されています。