金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
新田次郎著「八甲田山死の彷徨」を読んで以来、是非行ってみたいと思っていた雪中行軍の足跡をやっと訪ねることができました。
新宿から高速バスで11時間。青森駅に到着後すぐにレンタカーで雪中行軍遭難資料館に向かいました。
右の写真は青森第五連隊のあった場所で、最初に出向くべきところでしたが、場所が定かではなかったため最後に訪れました。
現在、敷地には青森高校がありますが、門は当時のまま保存されています。
八甲田山雪中行軍遭難資料館では当時の装備、携行品などが展示されており、また、ムービーでの解説もされています。 |
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参道正面には士官10名と生存者11名の墓標があり、参道両側には189名の墓標があります。 |
資料館の敷地の一角に凍死者のための英霊堂があります。そこには、210体の木造の兵士が置かれています。 |
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資料館から八甲田山に向かって車を走らせると最初に後藤伍長が発見された地の標識があります。
後藤伍長は仮死状態で発見されましたが、彼の証言により部隊の遭難が分かり救援隊が編成されました。
一命はとりとめたものの凍傷のため両手両足を切断することになりました。
映画「八甲田山」の中で頻繁に出てくる地名の一つに馬立場があります。それがこの辺り。現在、茶屋があり、雪中行軍にまつわる資料が展示されています。 |
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鹿鳴庵(銅像茶屋) |