金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
計画倒れになっていた槍ケ岳登山をいよいよ実行することにしました。
相棒の息子は休暇がとれず、今回は単独登山です。運転はしたくなのですが、バス便はすでに満席なので、やむを得ず車です。
マイカーは上高地に乗り入れできませんので沢渡の駐車場を利用します。1日500円と安いのですが、午前0時間からカウントするので午前0時1分まで外で待つことにしました。
写真は地区最大で足湯がある足湯公園駐車場。
車中で仮眠をとり、早朝のシャトルバスで上高地に向かいます。
毎度おなじみの河童橋からのスナップです。登山の起点ですので、「これから登るんだ」という気合いをいれます。
お天気は申し分ありません。足取りは軽快です。
徳沢澤の紅葉もぼつぼつ見ごろを迎えています。キャンプ場は色とりどりのテントで賑やかです。
上高地から 2時間半ほどで横尾に到着。山荘前の広場は相変わらずの賑わいです。
さて、私も準備を整えて...といってもトレッキングポールを伸ばして寸法調整するだけのことですが。
この横尾は、涸沢と槍の分岐点ですが、殆どの登山者は涸沢方面に向かい、槍に向かう人はごく僅かです。私にとって初めてのコースなので、先を歩く人を待ったのですが、誰も現れません。
一人、梓川に沿って歩きます。
11時半に槍沢ロッジに到着。横尾から僅か 4kmほどなので、もう少し前に進みたい気持ちがあり、テラスで休んでいる人に相談しました。
翌日の予報が雨なので、天気の良いうちに少しでも前に進みたいという気持ちで一杯でしたが、この先は斜度がきつくなるうえに道のりも長くなるで槍沢ロッジで休むことを勧められました。そのアドバイスに従いここで一泊することにしました。