金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
前々から行ってみたいと思っていた奄美大島へ出かけました。今回は一人旅です。
成田発 10:15 Peach MM541 は随分遅れて出発。窓際の席を予約したけれど雲しか見られず少々がっかり。
奄美大島へはほぼ定刻 の13:15に到着。直ぐに駐車場に向かい、予約しておいたバイクで観光開始です。バイクはホンダ125CC.
奄美10景の一つ。多分、奄美大島一番の観光スポットでしょう。高台から奄美大島の東海岸線が一望できます。
ゴツゴツした岩の海岸線が見事です。天気が良ければ海の色がキレイだろうな。
あやまる岬の名前は謝罪の「あやまる」ではありません。地形が「アヤに織られた手鞠」に似ていたからということの
ようです。
次に土盛海岸に向かったのですが、うっかり案内標識を見落として通過してしまいました。
小雨が降り始めました。雨具の用意あるものの、雨具を着てリュックを背負いながらの運転は快適とはほど多い状態です。
どんどん北上し、最北端の笠利崎灯台のすこし手前に亀のモーニュメントがありました。
海の彼方には恵をもたらす神の国(龍宮)があり、カメはその使いと信じられていたことによるものとのこと。これが浦島伝説として日本中に広まったそうです。
この場所は、壇ノ浦で敗退し奄美大島に流れ着いた平家の落人が、源氏の追手を警戒するために作った見張番だった
そうです。
展望台から西は東シナ海、南に赤木名湾に点在する島々が一望できます。ここからの夕日が晴らしいとのことですが、
そうだろうな。しかし、名瀬の宿までまだ随分距離が残っているのでそれまで待つことはできません。とにかく、
ここは観光ルートからかなり離れており、私以外観光客はいません。
干潮になると岩の窪みに海水が溜まり、それがハート形になることからハートロックと呼ばれています。女性やカップル
には人気のようですが、こんなものでも観光名所になるんですね。
帰りに岩のヌメリで滑ってこけてしまいました。岩の窪みに落ちたのですが、幸いなことにそこには海水が溜まっておらず、
濡れることは免れました。 もう少しで、屋久島のトラブルの二の舞になるところでした。