小笠原
小笠原に行きたい、小笠原の海に潜ってみたいと思うようになったのは十数年前のことですが、サラリーマンでは一週間の休みを纏めてとることは叶いません。この度、やっと条件が整いましたので決行します。
これまでのどの旅行より楽しみにしていた旅ですから、小学生の遠足のようなもので前日は落ち着きません。熱が出なければ良いがと思ったほどです。
「おがさわら丸」(通称おが丸)は芝浦桟橋を定刻の午前10:00に出港。期待に胸が膨らみます。
東京湾内は速度規制があり、「おが丸」はゆっくり進みます。
気分が違うこともありますが、デッキから見る東京の景色はいつもと違って見えます。
今、東京ベイブリッジの下をくぐり抜けます。
東京湾を出ると周りは海だけ。退屈な時間との戦いです。船の中でTVやVideoを鑑賞することもできますが、私の楽しみは食事と伊豆七島を眺めることだけです。
八丈島の東沖を通過中。
翌朝、日の出の写真を撮ろうと思ったのですが厚い雲に覆われて太陽が現れません。出発前の天気予報によれば、旅の間はズ~っと晴れの筈だったのですが、これでは小笠原の天気が心配になってきました。
その後、徐々に晴れてきて、空も海の色も綺麗です。
回り遮るものがないと地球は丸いと実感しますネ。
あこがれの島がもう目前!
港に宿の人が迎えに来てくれました。徒歩数分の距離ですが有難い。
これから三日間お世話になる宿は「民宿ささもと」。小笠原では一番安い宿なので設備は古いのですが、寝るだけなので安い方が良い。食事はどこも大差がないだろうから。