金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
日本三景の松島と天橋立は過去にそれぞれ2回訪れていますが、宮島は一度もありません。「今年中には行くぜ」と思っていたところ....。
今年の大河ドラマが「平清盛」のため、TV各局こぞって宮島を紹介しています。そして、必ずと言ってもいいほど、「焼きカキ」が紹介されていました。 そうだ、広島はカキだ、カキは冬だ....。 そこで、一月末出発に決定!
二月末に韓国・チェジュ島への旅を控えているため、支出を切り詰めねばなりません。例によって、往復夜行バスで日帰りとします。
西新宿 20:20発、広島駅 7:40着。長~い、長~い、バスの旅です。
広島駅前で朝食を済ませ、JRで廿日市市の宮島口まで向かいます。
JR宮島口からフェリー乗り場までは僅かな距離です。その途中に「うえの」という評判のあなご飯屋があります。そこで弁当を買う積りでいたのですが...。
お店は開店前。残念。帰りの楽しみにしてフェリーに乗り込みます。
フェリーからの大鳥居です。この鳥居は重量が60トンあり、地面(海底)に置いてあるだけとのこと。よく流されないものです。
事前調査によれば、1月31日の最初の干潮時刻は午前 8:07 小潮、 潮位 134cm。 時刻は既に 9時近い。 鳥居に近いところに人影が見えるけれど、さて我々はどれほど鳥居に近ずくことができるでしょうか。
予想通り、宮島の街は「清盛」一色。 季節が良くなれば観光客は激増することでしょう。
潮位が上がりつつあり、鳥居まで行くことはできません。それほど深くないので、夏ならばズボンの裾を捲り上げれば鳥居まで行けるでしょう。
ここで記念撮影。
大鳥居までは拝観料は不要ですが、神社に入るには拝観料が必要です。
神社の裏を一周して東側に回ります。 その途中に、後白河法皇が参詣 (1174年)の際に手植えした松があります。(明治時代に切り倒された)
ちょっと触れてみると、後白河法王との距離がチョッと近づいたような錯覚に陥ります。