金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
毎年、この時期になると京都が恋しくなります。 しかし今年の紅葉はどこもよくないと聞きます。多分、京都も例外ではないでしょう。
京都の観光には自転車が便利ですが、輪行できるバス便は限られます。そこで、天候も紅葉の情況も分からないままま一月前に予約しました。
バス会社には予約の時点で自転車を携行することは伝えてありますが、今回は息子が同行するため自転車が2台です。持ち込み拒否などのトラブルになるのではないかと心配しておりましたが全く問題はありませんでした。
東京駅前を11時:30分出発したバスは定刻の 6時に京都駅八条口に到着。朝飯を済ませ、自転車をセットアップしたところです。
最初の目的地は京都駅からJR奈良線で一駅のところにある東福寺です。自転車でも30分ほどで到着します。
駐輪場が見当たりません。やむを得ず、随分離れた路上に留めて臥雲橋に向かいます。
橋の上はカメラを抱えた人で溢れています。 ネライは紅葉に埋もれた通天橋です。 開門前のため通天橋には人影がなく撮影には好都合です。
光が不足しているので、紅葉がどんよりしています。
開門まで時間がたっぷりあるので、南側にある六波羅門まで歩いてみます。
門の前に居たガードマンさんに駐輪場について尋ねたら、「六波羅門を入ったら塀に沿って駐輪すれば良い」とのこと。 ン! もっと早く尋ねるべきだった。
8時丁度に開門。いきなり国宝の三門があります。立派です。前景の紅葉が十分色づいていなのは残念。
拝観チケットの販売は 8時半からですので、更に 30分待ちます。アレヨアレヨという間にチケット売り場にはチケットを求める観光客で長蛇の列ができました。
やっと、チケットをゲットして通天橋を渡ります。境内に広がるモミジはほどよく色づいていますが、太陽光が足りないので鮮やかさに欠けます。
小川の周りの紅葉はシットリとした落ち着きがあり風情が感じられます。
白の壁をバックにコントラストを付けてみました。大して意味のある写真ではありませんが、私の好きな写真の一枚です。