11/16-17/2010

秋。紅葉の季節ですね。そして、紅葉といえば京都でしょう。単に葉が色づいていれば良いというものではなく、雰囲気も非常に重要です。その点、京都は申し分ありません。

紅葉の見ごろを推測するのは難しいのですが、直前に宿を確保することなど至難の業なので、ひと月前に夜行バスと宿の予約をしました。ところが、今年の夏が猛暑だったせいか、紅葉が平年よりやや遅れ気味で、予定をしていた東山周辺の紅葉はまだ早すぎることが分かりました。そこで、急遽、目的地を高雄に変更しました。

11/16/2010
京都八条口
新宿 23:00発の夜行バスは京都駅南口に 6:15 に到着しました。まずは、降車場のすぐ前にある「なか卯」で腹ごしらです。早朝でも利用でき、安くて旨い。貧乏旅行者には、実に有りがたい存在です。

その後、自転車を組み立てます。ン〜...。 荷物が多すぎる!輪行バッグをザックに収納できない。駅のコインロッカーに預けることにします。

ついでに洗面所でお化粧して、出発です。
 
神護寺への参道

平日なので、市内は通勤通学で道路は混んでいます。国道162号線は道路が狭く、自転車でも思うように走れませんが急ぐ必要もないので、順法運転でゆっく走ります。

福王子以降は、交通量も減り快適に走れます。下調べの通り、上りは続くものの、斜度は大したことありません。

神護寺手前でミスコースして山道に入り込んでしまいました。標識もあり、間違えようのない処でのミスコースです。夜行バスで睡眠不足のため、ぼんやりしていたのでしょうか。

 
参道

前日は雨だったようで、しっとりとした感じの紅葉です。緑の葉もあちこちに見受けられますが、後から聞いた話では、この日はほぼ紅葉のピークだったそうです。

木々もそれぞれ、なのでしょう。全山、真っ赤は期待する方が間違っているのかも知れません。
 
神護寺参道

写真雑誌にありそうな被写体を撮影しました。肉眼ですと、もう少々趣があるのですが、やはり素人写真ですね。

 
宿坊


今回は、高校時代の仲間と神護寺山門前で待ち合わせ、二人で紅葉狩りです。いつもは一人旅ですが、話し相手がある二人旅もまたいいものですね。

山門脇の宿坊は一般の者は入れませんが、ここの庭と紅葉が一番良かったかな。

 
神護寺本堂

もう少しカメラを引いて庭も映しこみたかったのですが、風景写真に人物は入れたくありませんので諦めざるを得ません。