金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
ベトナムのハロン湾の景色は水墨画のようで大変印象的でした。そこで、水墨画の原風景である中国桂林の風景も是非見たいと思っていたところ、北京旅行でご一緒した方から桂林は北京より良かったとも伺いましたので、もう行くしかないとこの旅を計画しました。
成田 16:55 発 (上海経由)なので、自宅をゆっくり出られます。これは助かります。(中国東方航空)
しかし、定刻になっても一向に搭乗が始まりません。どうしたのか心配していたところ強風のため待機中とのこと。結局、1時間ほど遅れての出発となりました。
成田から上海までは国際線。上海から桂林までは国内線となります。この乗り換えが面倒。成田で旅行会社から説明を受けていたものの、現地はそう単純ではありません。
上海到着が遅れているので、乗り換えを急がねばなりませんが、巨大空港なのでとても分かりづらい。ウロウロして時間がどんどん過ぎる。もうハラハラ・ドキドキ。
やっと搭乗ゲートに到着。セーフ。と、思っていたのですが、定刻になっても搭乗が始まりません。ゲートの職員に聞いても、ただ待てと言うばかり。原因がさっぱり分かりません。いかにも中国式おもてなしだ!
当初のスケジュールでもホテル到着時刻は午前1:00時(日本時間、午前2時)。搭乗ゲート前は乗客がイライラしながら待っています。原因不明のまま待ち続けます。その後、やっと搭乗。ホテルに到着したのは
2時間遅れの午前3時(日本時間、午前4時)。参った!
ホテル到着が遅れたため、初日の観光は予定より1時間遅くしてスタート。この日は桂林の旧市街地の散策です。ま、旅のおまけ的なものです。
桂林はショボい田舎町だろうというイメージをもっていましたが、いやいやそうではありません。しかし、我々はモダンな街には大して興味がありません。旧市街の散策のほうが有難い。
ザリガニとワタリガニの天ぷらを売ってっていました。サソリを売っている店があります。
グループの一人がワタリガニの天ぷらを1パック購入して、振舞っていましたが、私は遠慮しました。汚れた川で獲れたカニなど恐ろしくて....。
この橋、萬寿橋といって省の重点重要文化物に指定されています。旧市街の中にあり、アーチ状に組まれた石橋は現在も地域の人に利用されています。