金は無いが暇はある年金生活者の貧乏旅行記です。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」で人気の山口県の萩に出かけました。費用節減のため片道は夜行バスです。東京 9:30pm発、萩到着予定時刻は10:00am。ところがバスの故障で、到着は2時間半遅れの12時半。これは痛い。
日没が徐々に早くなっていますので食事は後回しとしてまずは松陰神社へ向かいます。東循環バスを利用します。
松陰の叔父、玉木文之進が自宅で私塾を開いたのが始まり。その後、久保五郎左衛門が継ぎ、安政4年(1857)に28歳の松陰が引継ぎました。
身分や階級にとらわれずに教育を行い、後に幕末維新に活躍する久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文など多くの人材を育てました。
伊勢谷友介
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杉家の次男に生まれた松陰は、山鹿流兵法師範の吉田家の養子となりました。彼は、西洋兵学を学ぶため下田から黒船に乗り込んだのですが、日米和親条約締結直後であったためか、渡航を拒否されてしまいました。
渡航に失敗した松陰は下田奉行所に自首したため、江戸伝馬町牢屋敷に投獄されました。死罪は免れ、国許の野山獄に幽囚され、更に杉家に幽囚されることになりました。その幽囚されていた3畳半の部屋です。
松陰が松下村塾で指導をしたのはこの幽囚されていた期間を合わせても2年半と短いものでした。
松陰の父、杉百合之助の旧宅でかなり広い。この建物の一角に上記の幽囚室がありました。
ここで松陰の講義が始まり、講義を受けるものが徐々に増えたため、松下村塾に移りました。
長塚京三
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松下村塾から徒歩4~5分のところにあります。
松陰の門下生で初代内閣総理大臣を務めた伊藤博文の旧宅です。隣には、東京から移築した別邸もあります。(一部分のみ)
劇団ひとり
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