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Q11:
提携ローンのメリット、デメリットは何ですか?
A11:
売主と銀行が提携して、住宅ローンを買い手に斡旋する目的で設けられているものです。 では、なぜ提携ローンを勧めるのでしょうか?
① 売主の多くは土地を仕入れ、建物を建てる資金を銀行から借り入れています。銀行としては、単に売主への融資だけでなく、売主の販売する建物の購入者に住宅ローンを斡旋してもらうことにより容易に顧客を獲得できる訳です。
②売主は、自己資金の少ない買主への販売が容易になります。
③売主は銀行へ顧客を紹介することにより将来の借り入れ交渉を有利にできる。
④売主、銀行の双方が事務手数料を取れる。
つまり、提携ローンとは、売り主と銀行の双方にとって非常に好都合なシステムなのです。しかし、提携銀行の融資金利や条件が特別に良いわけではありません。買い手にとっては金利の安い、条件の良い銀行を探せばいいことなのですが、経営が苦しい売り主の場合は、提携銀行以外の銀行融資を受けることを拒むこともあるようです。 もちろん、メリットもありますので検討されるのもよいかと思います。
<提携ローンのメリット>
・物件の担保査定が前もって終わっているので、融資申し込み時の手続きが簡便である。
・事前審査のスピードが、非提携ローンにくらべて早い。
・優遇金利が用意されていることがある。
<提携ローンのデメリット>
・希望する住宅ローンを利用できないことがある。
・融資手数料を金融機関と販売会社それぞれに支払わなければならない。