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Q 10:
繰り上げ返済とは借り換えのポイントは?
A 10:
繰り上げ返済とは住宅ローンの返済期間中に、残高の一部またはすべてを一括で返済することをいいます。 繰上げ返済の方法には、「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2通りがあります。
<期間短縮型>
期間短縮型は毎月の返済額はそのままで、住宅ローンの返済期間を短くする返済方法です。繰り上げ返済した金額は、基本的に全額が 元金部分に充当されます。このためローンを借り入れてからできるだけ早い時期に期間短縮型繰り上げ返済を行うと、繰り上げ返済分の金利をカットでき、住宅ローンの総返済額を大きく軽減できます。
<返済額軽減型>
返済額軽減型は、 返済期間はそのままで、月々の返済額を減らす方法のことです。一般的には期間返済型の方が軽減の効果が大きいのですが、 少しでも月々の住宅ローンの負担を減らしたい場合に選択するとよいでしょう。
繰上げ返済の額によっては年末の住宅ローン控除額が少なくなったり、打ち切りになることもありますが、繰上げ返済による利息の軽減のほうが断然大きいので返済資金ができたならば、早めに実行すべきです。
【ローンの借り換え】
既に住宅ローンを組んで支払を続けている方で、下記の条件を満たす場合は借り換えを検討されるのはいかがでしょうか。(あくまでも目安です)
① 金利差が1%以上
② ローン残高が 1,000万円以上ある
③ 返済期間が10年以上ある
金利水準が低い今ならば借り換えのチャンスです。ただ、住宅ローンの借り換えは、住宅金融公庫から民間金融機関、民間金融機関から民間金融機関の借り換えはできますが、民間金融機関から公的融資への借り換えはできませんのでご注意ください。
借り換えには手数料等の費用がかかります。また、バブル期に購入した物件で、現在の価値が下落している、いわゆる担保割れの物件については、金融機関により借り換えできる場合とできない場合がありますので、金融機関でご相談されるのがよいでしょう。